絵本の紹介-絵本はすぐれた英語教材

英語絵本はもともと学習教材として作られたわけではありません(一部を除く)
しかし英語圏の子供たちは(日本も同様ですが)、小さいうちに絵本に親しみ、フォニックスを覚え、英語を身につけていきます。子供向けなので、文章は短いものが多いですが、単語や表現は日本人になじみが薄いものも多く、英語を話せる方でもわからない場合があったり、色使いやイラストが独特のユニークなものに出くわすこともあります。そのあたりが海外英語絵本の最大の魅力でしょう。
最近は学校、英語教室などでさかんに絵本の読み聞かせを行ったり、学校での多読教材に高校、大学の図書館に蔵書されるケースも多く見られます。
ご家庭での子供の英語学習にも絵本はおすすめです。発音にあまり自信がない、ネイティブの発音を聞かせてあげたい、という場合はCD付の絵本を選ぶことがポイントです。
作家別・・・人気の高い作家の英語絵本


エリック・カール
コラージュ(貼り付け)による手法が有名なアメリカの絵本作家。
これまでの作品は40を超え、39か国で翻訳されるほどの世界的人気の作家。
はらぺこあおむしのイラストは誰でも一回は目にしたことがあるのでは?
日本では学習教材として使われるケースも多く見受けられます。
ニック・シャラット
ナンセンスな文章は大人もはまるかも?かわいいイラストで人気急上昇中の楽しい絵本
人気シリーズ


Oxford Reading Tree/オックスフォード・リーディング・ツリー
日本でもかなり人気のあるシリーズなのでご存知の方も多いかもしれません。もとはイギリスの国語の教科書として多くのスクールが採用をしているネイティブ向けの教材です。ステージ(レベル)が細かに分けられているので、日本でも幼稚園くらいから多読教材として大学、大人の方でもファンが多い、皆に愛されているシリーズです。
オックスフォードリーディングツリー(トランクパック) オンラインカタログ
I CAN READ
小さな子供から高校生くらいまでをカバーできるレベル別のリーディングシリーズ。
お手頃な価格も人気のひとつ。上のレベルは高校の課題図書として採用される実績もあり。

Penguin Kids
ペンギンリーダーズの児童版として登場。細かくレベル分けがされており、下のレベルは絵本感覚で読めるリーディングシリーズ。、CLIL,コンテンポラリーなど様々なジャンルが加わり、冊数自体も増えています。
Penguin Kids オンラインカタログ
Disney Kids Readers オンラインカタログ
DR.Suess/ドクター・スース
初級者向けリーディング教材の確立をめざし、ドクタースースをはじめとするアメリカ屈指の学者たちが立ち上げた権威あるシリーズ。限られた語彙で韻を踏んだ愉快な文章はリズム感たっぷり。フォニックス学習にも使えます。松香フォニクスがオリジナルのCDをつけて販売していますね。

Disney Read Along Storybook&CD ディズニーCD付ストーリーブック
子どものみならず大人にも人気のディズニー映画。
ディズニー映画絵本に朗読と効果音の入ったCD付絵本シリーズです。
文章は少し長めで絵本として考えるとやや難しめですが、好きなお話であれば読み切ることもできるでことでしょう。
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